■写真↑:派遣先チーム「AVCAIX」のアシストとして尽力する松田祥位(左端。A.V.C.AIX EN PROVENCE/EQADS準所属)。チームメイトは残念ながら3位に終わったが、堅実なアシストはチームに評価されるはずだ。中央の日本ナショナルジャージ選手は、今期EQADS新規加入の小出樹(京都産業大学/EQADS準所属)。
■写真↑:仏トップアマカテゴリーレースの洗礼を受ける平井光介(EQADS)=トップから+6分1秒。しかしこの完走が次のレースに活きる。
■写真↑:派遣先スペインチームからの出場となった湯浅博貴(Antiga Casa Bellsolà/EQADS準所属)トップから+6分1秒。
■写真↑:単独での見事な勝利を飾ったクレモン・ジョリベール(GSC BLAGNAC VELO SPORT)。フランストップアマカテゴリー「エリートナショナル」で、既に今期2勝を挙げたクレモンの目標は当然来季のプロチーム契約獲得。近い将来の「ツール・ド・フランス」での活躍を公言して憚らない期待の星だ。
レース&カテゴリー名
グランプリ・モンタストリュック(エリートナショナル)
la 65e édition du Grand Prix d'Ouverture Pierre Pinel
期間・日程
2020年3月1日(日)
開催地
モンタストリュック(フランス)
【結果/リザルト(132km)】
1位:JOLIBERT Clément(GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)3時間10分52秒 (平均時速41,49 km)
2位:SOULIE Erwan(OCCITANE CYCLISME FORMATION)トップから+28秒
3位:MEYER Robin(A.V.C.AIX EN PROVENCE)トップから+34秒
16位:松田祥位(A.V.C.AIX EN PROVENCE/EQADS準所属)トップから+5分11秒
20位:小出樹(日本ナショナルチーム/京都産業大学/EQADS準所属)トップから+5分11秒
64位:小笠原匠海(Dordognesud Cyclisme/EQADS準所属)トップから+6分1秒
68位:平井光介(EQADS)トップから+6分1秒
75位:湯浅博貴(Antiga Casa Bellsolà/EQADS準所属)トップから+6分1秒
DNF:川崎三織(EQADS)
<松田祥位によるレースレポ>
大周回+小周回7km*5で行われる135kmのレース
オーダーは逃げに7人乗せて後から追走グループを作ること。
西からの横風が強いので前に位置取る。
去年と同じ20km地点の丘でペースを上げ、
そのあとはタイムを見ながら、単発のアタックをチームで行う。
あわよくば追走グループを作りまた、集団を疲弊させるため。
途中何度か単独で集団から抜け出すこともありましたが実らず。
去年も走っているので丘のポイントなどが抑えやすく、
分裂しそうなところは逃さず、
最後は14位争いの小集団でゴール。
もがこうと思いましたが最後は脚がありませんでした。
チームで横風を使ってレースできるとさらに有利な展開ができると
GPピュイルビエでも勝ったジョリベールさんが数の不利を払っての優勝は強いと思いました。
調子は上向きなので明後日から始まるSABADELLでのステージレースでチームで良い結果が出せるように頑張ってい
<平井光介によるレースレポ>
横風の影響をもろに受けるコースレイアウト。できるだけ前で展開し、集団が分断する際に後ろに取り残されないように気を使った。
1つ目の勝負所と予想していた上りを先頭から3番手ほどの好位置で入ることに成功する。
脚をためつつ上りをこなし、尾根の横風が強いところで逃げが出来るも集団に取り残される。その後は淡々と距離を消化していった。
所々横風の影響をもろに受けるので、出来る限り前方でこなす。70キロほど消化したところで集団が分断するも、前に残ることに成功する。大周回を終え、ゴール前の小周回に入る手前で両足をつってしまい集団からドロップ。5分ほど後ろのグルペットに吸収され完走となった。
脚のつりさえなければと悔しさの残るレースだったがこれも実力。長期の遠征という絶好の機会、しっかり乗り込んでレベルアップを図りたい。