【レースレポ(EQADS/日本代表)】『アジア選手権(2/8-12)』ジャパン大活躍!男子チームTT&U23ロード金、U23個人TT銅獲得

Kenichi Yamazaki2018/02/06(火) - 15:33 に投稿
山本大喜がアジア選手権U23ロード優勝!チームワークの賜物による大金星

写真:アジア選手権U23ロード(2月11日)にて優勝の山本大喜(左から2番目)を囲む、渡邉歩(左端)、草場啓吾(右から2番目)、石上優大(右端)。完璧なチームワークでアジアU23の頂点を掴んだ。 

【レース情報】

レース名

『アジア選手権自転車競技大会』

期間・日程

2018年2月8日(木)-12日(日)

EQADSからの出場選手

石上 優大(神奈川・EQADS)

渡邉  歩(福島・EQADS)

松田 祥位(岐阜・岐阜第一高校)

*その他全選手のリスト(JCFページ)

開催地

ミャンマー首都「ネピドー」

【結果/リザルト】

*随時更新します

2月8日

<男子エリートチームタイムトライアル(70km)>

1位 日本(新城・別府・小野寺玲・山本大・松田(EQADS)・畑中)1:23:15.556
2位 イラン 1:23:41.705
3位 ホンコンチャイナ 1:24:14.020

■フルリザルト

■浅田顕監督によるレース後コメント:

『アジア選手権に採用され2回目を迎える種目。昨年はカザフスタンに敗れ2位に終わっているが、国の競技力を象徴する重要な種目として今年も再チャレンジ。コースは数か所の登り区間はあるが全体的にはフラットな直線区間が多くハイスピードな設定。新城幸也、別府史之、畑中勇介、小野寺玲、松田祥位、山本大喜で構成したチームは予定通りのペース配分とチームワークで一定ペースを保ち約50㎞/hの平均スピードで70㎞を走り切り優勝した。経験と牽引力の高いプロツアー所属の2人と事前に準備を重ねた若手を含む国内メンバーとの足並みがそろい良い結果をもたらした。』

 

2月9日 アジア選手権チームタイムトライアル優勝

 

2月9日

<男子U23個人タイムトライアル(34km)>
1位 SHI Hang CHN 40:46.654
2位 FUNG Ka Hoo HKG 41:06.863
3位 松田 祥位(岐阜・岐阜第一高校/EQADS)42:13.865

■浅田顕監督によるレース後コメント:

『コースは道幅が広く緩やかなアップダウンとフラットで構成される往復コース。参加した松田祥位はチームTT翌日という事もあり疲労が残る中ではあるが、予定通りのペース配分とコース取りで走り切り3位入賞を果たした。トップタイムとは大きな差があり、この種目では9月世界選手権に向けて準備をして行きたい。』

2018/02/09 アジア選手権個人TT(U23)松田銅メダル

 

2月10日

男子ジュニアロードレース(106km)
1 日野 泰静(愛媛・松山城南高校)2:32:38
2 KROG Rex Luis PHI 2:32:49
3 SAENKHAMWONG Wachirawit THA 2:33:01
10 鳥倉 必勝(神奈川・SBC Vertex Racing Team)2:33:01
15 山本 哲央(山梨・韮崎高校)2:33:01
22 香山 飛龍(神奈川・横浜高校)2:33:01

■フルリザルト

2月11日

男子アンダー23(156km)
1 山本 大喜(奈良・鹿屋体育大学)3:34:05
2 GANJKHANLOU Mohammad IRI 3:34:05
3 SAINBAYAR Jambaljamts MGL 3:34:08
4 石上 優大(神奈川・EQADS)3:34:13
10 草場 啓吾(京都・日本大学)3:34:44
14 渡邉  歩(福島・EQADS)3:34:44

■フルリザルト

■浅田顕監督によるレース後コメント:

『序盤平坦を走り中盤から短いアップダウン集団にはスピードコースながら破壊力のある登り区間も設定される156㎞のロードコース。U23-4年名の山本大喜、草場啓吾、3年目の石上優大、2年目の渡邊歩で構成した日本チームは作戦通りライバルチームの動きに合わせレースを進め、勝負どころでは予定通り山本と石上を先頭グループに残し、最後は石上の積極的な攻撃でチームは優位に展開し山本が優勝、石上が4位という好成績を残した。草場と渡辺も終始チームプレーに徹し勝利に大きく貢献した。』

 

2月11日 山本大喜がアジア選手権U23ロード優勝!石上優大がアシストの後4位!
山本大喜がアジア選手権U23ロード優勝!チームワークの賜物による大金星

 

2月12日

男子エリートロード(176km)
1 MIRZA AL-HAMMADI Yousif Mohamed Ahmed UAE 3:50:32
2 別府 史之(JPCA・トレック・セガフレード)3:50:32
3 SOHRABI Mehdi IRI 3:50:32
5 新城 幸也(JPCA・BAHRAIN MERIDA)3:51:10
16 畑中 勇介(東京・チーム右京)3:54:53
26 小野寺 玲(栃木・宇都宮ブリッツェン)3:56:13

■フルリザルト

■浅田顕監督によるエリート男子&U23男子総評:

『アジア選手権の出場目的はタイトル獲得と同等に各世界大会出場に向けたUCIポイント獲得にある。U23男子は豊作だった昨年からメンバーも変わり戦力不足が心配であったが、合宿や準備レースなど適切な準備と選手の高い意欲により昨年同等の成績を残すことが出来た。シーズンのピークレースとなる世界選手権ロード、ツール・ド・ラブニール出場権獲得に向けて好スタートを切ったと言える。エリート男子はチームを引っ張るプロツアー所属の2人が強いマークを受ける中、好成績によりUCIポイントを稼ぎ、こちらも目標の世界選手権ロード出場3人枠獲得に向けて好スタートを切った。エリートとU23合同チームとなったチームタイムトライアルの快勝から始まり全種目での上位入賞により両カテゴリーを通じ非常に成果の高い今年のアジア選手権となった。』

【参考リンク】

<2018年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>