◇(↑写真)レース中盤、13名の勝ち逃げに乗る川崎三織(EQADS)だが、終盤の本格的な”セレクション(削り合い)”前に脱落。パンクなどの不運にも見舞われたが、まだまだ大いなる成長が必要な事を痛感。
【EQADSレポ】仏アマ最高峰クラスレースに今の実力を思い知らされる。(9/11)
仏アマ最高峰クラス「エリートナショナル」クラスのレースで年間3勝程度出来れば、プロで戦えるレベルだと云われているフランスロード界。よって目下EQADSが目指すのは、このカテゴリーでの勝利量産だが、フランスの分厚い選手層は、極東から来た我々に簡単には勝たせてはくれない。しかしトライ&エラー(試行錯誤)がものを云うこの競技の特性上、最前線で戦う選手にこそ勝利の女神は微笑んでくれずはずだ。(写真 sud gironde cyclisme)
レース基本情報
レース名:
9月11日:「グランプリ・ド・ラ・トマト(71ème édition du Grand Prix de la Tomate)」
カテゴリー:
FFC(フランス自転車競技連盟)エリートナショナル(アマ最高カテゴリー)
開催地
マルマンド(フランス・ロテガロンヌ県)
【リザルト】
9月11日(日)「グランプリ・ド・ラ・トマト」140km(99.3km + 4km x 10周)
1位:CHASSAGNE Thomas(フランス/GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)3時間18分15秒
2位:DE VINCENZI Luca(フランス/PAU VELO 64)
3位:PEYENCET Gabriel(フランス/A.PO.GE CYCLISTE – TEAM U CUBE 17)
27位:長川達哉(EQADS)+1分6秒
38位:西本健三郎(EQADS)+1分6秒
65位:小笠原匠海(EQADS準所属/TEAM 24)+1分6秒
DNF:川崎三織(EQADS)
DNF:馬場 慶三郎(EQADS)
■浅田顕監督によるコメント
夏期渡仏後3回目となるエリートナショナルレース(
◇(↑写真):地元の雄であり、かつては新城幸也も準所属していたことがあるGSCブラニャックのトマ・シャサーニュが、今年で71回目を迎える伝統のトマト名産地レースを制す。シャサーニュは過去にUCIレースで複数回入賞など、安定した成績を収めて来たトップアマ選手だが、プロまでは届かない実力。このレベルの選手を倒せなければプロへの道は無い。(写真 sud gironde cyclisme)
◇(↑写真):複数の河が合流する肥沃な地域にある開催地マルマンドは、野菜・果物の名産地。その特産物であるトマトのPRを兼ねたのがこのグランプリ・ド・ラ・トマト=「トマト・グランプリ」だ。過去に現ワールドツアー選手であるリリアン・カルメジャーヌやアントニー・ペレスらが優勝・入賞を果たしている。(写真 sud gironde cyclisme)