【EQADSレポ】『大学選手権タイムトライアル(6/5)』全日本選手権を前に、課題が浮き彫りとなる。

Kenichi Yamazaki2022/06/06(月) - 10:56 に投稿

【EQADSレポ】「大学選手権タイムトライアル(6/5)」全日本選手権を前に、課題が浮き彫りとなる。

日本王者を決定する「全日本選手権ロード/個人TT」を前に、仕上げの意味合いで出場した全日本学生選手権TT(通称:大学選手権タイムトライアル)。先に行われた「ツアー・オブ・ジャパン」や「ツール・ド・熊野」出場による疲労もあり、結果が振るわない選手も居るが、全日本選手権は待ってくれない。迅速な修正と意識の立て直しが急務となる。

レースカテゴリー名

第 60 回 全日本学生選手権チームロードタイムトライアル大会

第 7 回全日本学生選手権個人タイムトライアル自転車競技大会

開催地

利根川上流河川敷内堤防強化工事道路(埼玉県)

【リザルト】

<個人タイムトライアル:31.2km(15.6km往復)>

1位:留目夕陽(中央大学)37分42秒034(平均時速49.65km)
2位:神村泰輝(早稲田大学)40分9秒581(平均時速46.61km)
3位:伊澤将也(鹿屋体育大学)40分17秒780(平均時速46.46km)

9位:長川達哉(EQADS)40分53秒601(平均時速45.78km)
45位:西本健三郎(EQADS)44分8秒137(平均時速42.12km)
54位:町田朝陽(EQADS)44分31秒994(平均時速42.04km)
70位:馬場慶三郎(EQADS)45分55秒307(平均時速40.79km)

◆個人&チームTTフルリザルト(日本学生自転車競技連盟ホームページへジャンプ)*PDF

 

小俣コーチによるコメント:レース総括>

課題は5月に同コースで開催された加須TTからの進化。
その物差しは、距離は異なるものの平均速度(km/h)と出力(W)の向上という極めて単純明快なものだ。
TT能力の向上は世界を目指すロードマンにとって避けては通れない道であり、5月のチーム練習はそれに特化した実践的なメニューを中心に組まれた。その中で選手たちは何を感じ、何を自分のものにしたのか?
結果としては、全体的には物足りないものの、一部の選手が多少とも進化を感じさせてくれたのが救いであった。
ツールド熊野の疲労もあり、力を出し切れない選手もいたが、状況は待ってくれない。
6月は全日本があり、今シーズンの一つの区切りとなる。
ここまでの反省と、そして修正。
大いに力を見せつけて欲しい。

各種外部メディア・大会公式レポート

【シクロワイアード】
・東京大学がチームTT初優勝 留目夕陽が個人TT連覇(←クリックでジャンプ)

写真(CycloWired/Satoru KATO)

【参考リンク】

<日本学生自転車競技連盟(JICF)ホームページ>

<2022年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>