【EQADSレポ】ステージレースで西本が総合4位、長川がスプリント賞獲得(4/2)

Kenichi Yamazaki2022/04/04(月) - 15:05 に投稿

【EQADSレポ】ステージレースで西本が総合4位、長川がスプリント賞獲得(4/2)

フランスで盛んな午前タイムトライアル+午後ロードレースからなるステージレースに出場したEQADS。慣れないレース形式に少々手こずりつつも、西本健三郎が総合4位、前週に優勝を果たした長川達哉が積極的な攻撃でスプリント賞を獲得。密度の濃いフランス遠征を最大限に活用してメキメキと成長を遂げている。

レース情報

レース名:ルート・デ・ヴィニョーブル・カプ・ルカート
(Route des Vignobles Cap Leucate)
開催日:2022年4月2日(土)
カテゴリー:FFC(フランス自転車競技連盟)2-3-J-PCO=第2カテゴリー選手までが出場可能
距離

<午前中>第1ステージ「タイムトライアル」:3.9㎞

<午後>第2ステージ「ロードレース」:100㎞

開催地

ルカート(フランス)

【リザルト】

<第1ステージ「個人タイムトライアル」:3.9㎞>

1位:Loick DUSSOL(Velo Club Spiripontain)4分9秒87(平均時速:56.39km/h)
2位:Romain ARCANGELI(AVCAIX)トップから+12秒95
3位:Jérémy BOUDIGNON(Beziers-Mediterranee)トップから+15秒51

46位以下:西本健三郎(EQADS)
46位以下:馬場 慶三郎(EQADS)
46位以下:長川達哉(EQADS)

<第2ステージ「ロードレース」:100㎞>

1位:Loick DUSSOL (Velo Club Spiripontain)2時間55分39秒(平均時速:34.16km/h)
2位:Benoit BATONDOR(V.S.Romanais Peageois)トップから+1分
3位:Leo PENDERY(GSC Blagnac Velo Sport 31)トップから+1分42秒
4位:西本健三郎(EQADS)トップから+2分28秒
9位:馬場 慶三郎(EQADS)トップから+3分32秒

42位:長川達哉(EQADS)トップから+10分35秒*スプリント賞獲得

<総合順位>

1位:Loick DUSSOL (Velo Club Spiripontain)2時間59分48秒87(平均時速:34.67km/h)
2位:Benoit BATONDOR(V.S.Romanais Peageois)トップから+1分25秒77
3位:Leo PENDERY(GSC Blagnac Velo Sport 31)トップから+2分3秒4
5位:西本健三郎(EQADS)トップから+3分10秒99

11位:馬場 慶三郎(EQADS)トップから+4分27秒56
46位以下:長川達哉(EQADS)

<EQADS選手レース後コメント>

長川達哉(EQADS)スプリント賞獲得

<タイムトライアル>
今回のタイムトライアルは試走ができなかったためアップを沢山してスタートに臨みました。
ほぼ全ての区間が追い風で3kmということもあり、常に400wの出力をキープするイメージで走りました。序盤は思ったよりもパワーを出せ450w前後で入りましたが、そのあと少し垂れてしまい400w前後で踏みました。
最後のロータリーで先導オートバイがUターンしたため、それに付いていくと思い自分もUターン。しかし、本当は真っ直ぐ進んで100mくらいのところにゴールラインがあると終わってから知り、なんとか交渉の末に運営側に対応して頂きゴールできました。
調子が良かっただけに自分のミスでこのようなことになってしまい悔しかったですが、午後のレースのために気持ちを切替ました。反省としてはもっと周りを見るべきだったと思いました。

<ロードレース>
今回のレースはアップダウンが少しあるコースでのラインレースのため、前で展開すること、そしてスプリント賞ジャージ獲得の末に優勝を狙うと決めていきました。
以前の爆風レースより更に風が強く、レースの前半は常に向かい風が続きました。スプリントポイントが前半にあったため、とにかく前で逃げに乗る動きを心掛け、逃げが出来たら必要に応じてブリッジ(合流)する動きをしました。やはり風が強いため、前にいた方が脚も残せたと感じました。
スプリントポイントは全部で3回で、それぞれ1位ー2位ー1位で通過しました。ただ終えた時点で少し脚を使いすぎていたと感じ、集団前方で休む動きに変えました。
脚は少し回復したのですが、キツイ登りが思っていたより多くあったため苦戦。
60km付近で西本がアタックし8名程度の逃げが形成。自分も追おうと思いましたが脚がなく、合流出来ずに集団に留まる形に。最終的にその逃げが最後まで逃げました。
自分は80km付近の登りで脚がなくなり集団からちぎれ、なんとか最後まで走り切り42位。
今回の反省としては、スプリント賞にとらわれすぎてしまい、前半で脚をかなり消耗してしまったことです。次はスプリント賞は二の次で優勝を狙う動きをしていきたいと思います。
良かった点は前半の逃げにしっかりと対応してスプリントジャージを獲得したこと。そして爆風の中での位置取りが前回よりも良くなり、無駄脚を前回より無くせたことです。
前半動いてもしっかりと優勝できるほど強くなるために、しっかり自分に足りない事を考えて、次のレースでは克服できるよう頑張りたいと思います。
応援ありがとうございました。

【参考リンク】

<2022年「エキップアサダ/EQADS」レースカレンダー>

<2022年「エキップアサダ/EQADS」メンバー>