■写真↑:【ジュニア個人ロード(6/28)】津田悠義が独走にて完璧な優勝を果たした。(photo: Yuichiro Hosoda)
■写真↑:【ジュニア個人ロード(6/28)】津田はラスト2周目(11周中)から独走に持ち込んだ。(photo: Yuichiro Hosoda)
レース名
第88回全日本選手権自転車競技ロードレース
第23回全日本選手権タイムトライアル
2019日本パラサイクリング選手権
開催地
富士スピードウェイ特設コース(14㎞)
【結果/リザルト】
<6月27日(木):ジュニア・個人タイムトライアル(14㎞)>
1位:⼭⽥ 拓海(⻑ 野/飯⽥風越高校)18分22秒58
2位:津⽥ 悠義(愛 知/三好高校・EQADS準所属)トップから+6秒70
3位:留目 ⼣陽(東 京/八王子桑志高校)トップから+38秒88
16位:湯浅 博貴(埼 玉/EQADS)トップから1分40秒27
◆浅田監督によるコメント(ジュニア個人TT):
『津田は昨年までU17で2年連続優勝したが、今年からジュニア(U19)カテゴリに上がり一気にライバルが増えた。優勝は逃したもののテクニカルなコースを戦略的かつ力強く走りトップと僅か6秒差の2位となった。一方湯浅は中間計測を3位通過し後半の追い上げに期待されたが、後半の上り区間の変速でチェーンを外してしまい表彰台を逃してしまった。好調のまま連戦となる明日のロードレースでは両者とも表彰台に乗ることも決して驚くことではない。』
<6月27日(木):U23・個人タイムトライアル(28㎞=14kmX2周)>
1位:今村 駿介(福 岡/BRIDGESTONE Cycling)37分09秒80
2位:石原 悠希(栃 木/InterPro Cycling Academy)トップから+1分09秒47
3位:大町 健斗(広 島/Team Eurasia - IRC TIRE)トップから+1分22秒39
9位:蠣崎 優仁(静 岡/EQADS)トップから+2分27秒42
10位:平井 光介(山 梨/EQADS)トップから+2分39秒26
13位:小笠原 匠海(東 京/EQADS)トップから+3分22秒93
15位:松⽥ 祥位(岐 阜/EQADS)トップから+3分28秒30
16位:渡邉 歩(福 島/Les Sables Vendée Cyclisme)トップから+3分41秒59
■フルリザルト(PDF)
■浅田監督によるコメント(U23個人TT):
『第1ヒートチーム第1出走は鎖骨骨折から僅か6週間足らずの平井がスリッピーなコースを慎重に走り10位、第2出走は苦手種目の個人TTを若干克服した蠣崎が9位の結果となった。
しかし有力選手の第2ヒートでは出走した小笠原、渡邉、松田とも最初の下りコーナーでスリップ転倒してしまい負傷やメカトラブルにより勝負から外れてしまった。
個人タイムトライアルに関しては機材準備やトレーニング、そしてレース当日を雨と想定した技術対策も行って臨んだレースであったが、このような結果に終わってしまい残念でならない。負傷選手の回復具合が心配されるが、U23もロードレースでは気持ちを切り替えての活躍に期待したい。』
<6月28日(金):ジュニア・個人ロードレース(119.0km=10.8kmX11周)>
(photo: Yuichiro Hosoda)
1位:津⽥ 悠義(愛 知/三好高校・EQADS準所属)
2位:大河内将泰(南大隅高校)トップから +1分54秒
3位:天野壮悠(千里高校)トップから +1分54秒
21位:湯浅博貴(EQADS)トップから +7分40秒
◆各メディア様によるレポート:
<シクロワイアード>:津田「頭もいっぱい使って勝った」
<産経デジタル・Cyclist>:全日本ロード 男子ジュニアは津田悠義が圧勝
■浅田監督によるコメント(ジュニア個人ロード):
『素晴らしい。無謀にも思える早い段階での逃げだったが、最後は他を大きく引き離してのゴールが出来た。重要なレースでこのような走りが出来るのは、度胸と根性がある証拠。今日のレースとしては申し分が無い。ただ、世界は厳しい。世界で戦うには昨日の個人タイムトライアルでも、今日のロードの様にぶっちぎりで勝たなければね。勝つ事が分かっていながら力を緩めなかったラスト一周は、ドイツのあいつを意識してたんだろうね。』
<6月29日(土):U23・個人ロードレース(119.0km=10.8kmX11周)*悪天候のため162kmから短縮>
1位:武山晃輔(チーム右京)3時間7分33秒
2位:沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)トップと同タイム
3位:今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)トップから+8秒
9位:石上優大(EQADS準所属/AVCAIX)トップから+13秒
12位:渡邊歩(EQADS準所属/Les Sables Vendee Cyclisme)トップから+14秒
16位:蠣崎優仁(EQADS)トップから+32秒
22位:平井光介(EQADS)トップから+1分17秒
DNF:小笠原匠海(EQADS)
DNF:宇賀隆貴(EQADS)
DNF:松田祥位(EQADS)*救済措置有ルールのニュートラル走行時に於ける落車にて遅れたのちレースから除外=コミッセールに抗議済み
■浅田監督によるレポート:
『U23ロードレースは好調の渡邉歩、そして骨折からの復帰戦となった石上らが終始積極的な攻撃を仕掛けたものの、今回の結果は惨敗だった。また今回は個人タイムトライアルとロードレースを通してモーターサーキットでの雨の特殊なコースコンディションに泣かされるなど苦労した全日本であったが、一か月前を振り返ると、全日本のスタートラインに立てる選手が何人いるかという状況から、現在はケガ人も順調な回復、体調不良によりコンディションを落としていた選手たちも復調しつつある。今後は健康な身体で質の良いトレーニングを重ね後半の欧州活動に備え、評価を得るべく成績を目指してゆきたい。』
■写真↑:【U23ロード】鎖骨骨折後、復帰戦のスタートラインに立つ石上優大。(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】レース序盤は落車が頻発。(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】蠣崎優仁(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】平井光介(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】宇賀隆貴(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】小笠原匠海(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】集団のペースアップを図る渡邊歩(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】レース中盤。集団からの抜け出しを図る蠣崎優仁(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】レース終盤の渡邊歩(左)&石上優大(中央)。石上は復帰戦ながらレースを大いに活性化させた。(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
■写真↑:【U23ロード】レース終盤。好調の渡邊歩はレースを最も揺さぶった選手の一人であったが、結果には繋がらず。ロードレースの複雑さを改めて思い知る事となった。(©Makoto.AYANO/cyclowired.jp)
【参考リンク】