■写真↑ :登りと下りのみの国内屈指の難関コースでJBCF:E1クラス優勝を見事に果たした平井光介。しかし世界を目指す選手としては、最低限クリアすべき宿題。着実に必須課題をこなした平井だが、今後は更にマークされる上での勝利が求められる。
■写真↑:レース終盤。強いもの以外は完走さえも許さない修善寺CSCサーキットが選んだ勝者候補3名が、レースコントロールラインを通過。
■写真↑:マッチスプリントを冷静に制した平井。幸先の良いシーズンインを飾った。
レースカテゴリー名
第2回 JBCF 修善寺ロードレース Day-1 80km(5km×16)
期間・日程
2019年3月16日(土)
開催地
静岡県・日本CSCサーキット
【結果/リザルト(80km=5km×16)】
1位:平井 光介(EQADS)2時間26分1秒(平均時速32.87㎞)
2位:中里 仁(Rapha Cycling Club) トップと同タイム
3位:Tom BOSSIS(Yamanakako Cyclisme Formation)⁺17秒
【レースレポ by 小俣コーチ】
『大学に通いながらEQADSで走るという選択をした平井は、現在EQADSとして国内で活動する唯一の選手。今季のJBCFの初レースとなる修善寺ロードレースでどれだけの走りを見せてくれるのか期待がかかっていた。 今年からE1クラスタは、その後のステップアップを考慮し、レース距離は長くなる方針となっている。 今レースの修善寺は一周5kmの周回の中、登りと下りしかない非常にタイトなコースだが、これは平井の得意とするコースだ。 勝つことしか頭になかった、という平井はレース序盤から先頭付近をキープする。その後、スプリントポイントで多少の動きがあったものの、こぼれ落ちていく選手以外は淡々と周回を刻んでいく。 動きがあったのは6周目のスプリントポイント。スプリントポイントを意識していなかったという平井がここで後手を踏んでしまう。ポイント争いをした2名の選手の先行を許してしまった。先行する二名は徐々にその差を広め、その差は約1分まで広がったところで平井が動きだす。一人で抜け出そうとするものの、メイン集団はそれを許さず吸収されるが、そうしているうちに、先頭の二名も徐々に体力を減らしていくことに。そこで平井はトム・ボシスと強調し、先頭に追いつく。その後、逃げメンバーが何回か入れ替わるが、平井は冷静に他選手の動きと脚力を見つつ、結局最後は2名でのゴールスプリントとなった。平井は結果的に自身の勝ちパターンに持ち込む事に成功し、今季JBCF初勝利を挙げた。』
【浅田監督によるレース後コメント】
『JBCF初戦のE1クラスは日本CSC5㎞サーキット80㎞