■↑フランス初優勝を果たした松田祥位(EQADS)。レース後半の山にて山岳賞を獲りにアタックし、そのまま逃げ継続を決断しての独走優勝!2位とは1分35秒もの差を付ける圧倒的な勝利であった。今後はマークをされる存在になるが、メンタルの強さ&思い切りの良さを武器に更に上を目指す。
■優勝者ジャージを着る松田祥位(左)と、”次の新城”との期待がかかるスプリント賞獲得の新城銀ニ。EQADSにとって、最高のレース展開となった。
レース&カテゴリー名
ツール・ド・オート=ビゴール(2 ème, 3ème , Juniors, PCO (FFC))
4 ème Tour de Haute-Bigorre(2 ème, 3ème , Juniors, PCO (FFC))
期間・日程
2018年4月22日(日)
距離
93km
EQADSからの出場選手
蠣崎優仁 (EQADS)
小笠原匠海 (EQADS)
新城銀二 (EQADS)
松田祥位 (EQADS)
開催地
フランス・バニェール=ド=ビゴール
【結果/リザルト】
1位:松田祥位(EQADS)2時間24分51秒
2位:COUMET Bertrand(AC BAGNERES DE BIGORRE) トップから1分35秒
3位:WOZNIAK Szymon(US MONTAUBAN)トップから2分15秒
24位:小笠原匠海(EQADS)トップから+5分53秒
42位:新城銀ニ(EQADS)トップから+8分19秒
DNF:蠣崎優仁
<レース解説by浅田顕監督>
ピレネー山麓を走る準山岳コースの今大会には最大定員の約120
<浅田顕監督によるレース後コメント>
U23カテゴリー1年目の松田は体力的にはすでにフランスのトッ
<松田祥位によるレース後コメント>
アップダウンが主な約92kmのレース。
<新城銀二によるレース後コメント>
レースがスタートしてすぐに2回目のスプリント賞を先着する事が
【レース展開レポ】
Photos: Sud-Gironde Cyclisme
■↑本大会はツール・ド・フランスでもおなじみの山岳地拠点都市バニェール・ド・リュションをスタートする人気のラインレース(=周回コースではない)。まだ4回目の開催だが、ピレネー山脈を望む雄大なコースが評判を呼び、110人がスタートラインに立った。
■↑写真には写っていないが、本レースの栄えある最初のアタッカーは新城銀ニ。繰り返しアタックを繰り出す新城にはレース後にスプリント賞が送られた。
■↑山岳賞を獲りに松田祥位がアタックし、そのまま集団から抜け出すことに成功。続く下りにて華麗なダウンヒルテクニックを駆使し、メイン集団との差を1分に広げる。
■↑松田を追いかける追走集団が形成されるが、このあとしばらくして小笠原がジョイン(写真には写っていません)。追走を松田に追いつかせまいと牽制をする。
■↑独走態勢に入った松田祥位。背後には雄大なピレネー山脈が見える。
■↑小笠原の牽制が功を奏し、追走集団は松田から常に約1分強差で展開。
■↑チームメイトの尽力もあり、見事逃げ切りを決めた松田祥位。観客達も予想だにしなかった日本人選手のサプライズ勝利にびっくりな表情。
■浅田顕監督と松田祥位が、満面の笑みで勝利を噛みしめる。