◆写真:昨年度の同大会に於ける平均時速を、時速7kmも上回る大きな成長を見せた中山竜一。
【EQADSレポ】『加須タイムトライアル(4/30)』中山竜一が1年で平均時速7㎞/hの向上!
世界と日本の差が最も大きい、ロードレースの必須科目である個人タイムトライアル(TT)能力の向上を目的に、TTに特化した伝統大会に出場。
今年で第18回目を迎える本大会は、アットホームな雰囲気が漂う会場ながら、多くの強豪選手達が年に一度の自力測定を行う”ベンチマーク”として重用する伝統のレースと位置付けられている。
そして今年はタイムトライアルパフォーマンスを重要視するナショナルチームトラック中距離コーチのダニエル・ギジガー氏(スイス)の考えにより、カナダのUCIネイションズカップから帰国したばかりの4名の日本代表女子選手のエントリーもあった。
レース名・距離・カテゴリー
・レース名:「2023加須こいのぼり杯第18回タイムトライアル・
・距離&カテゴリー:
エリート&高校生:20㎞
中学男子:12㎞
期間・日程
4月30日(日)
開催地
埼玉県加須河川敷
【リザルト】
エリート(登録者) 20㎞
1位:末岡 正充(TONY Racing)24:43:02 -- 48.54
2位:中山 竜一(EQADS)24:43:38 +0:00 48.53
3位:藤田 涼平(さいたま那須サンブレイブ)24:47:01 +0:03 48.41
5位:馬場 慶三郎(EQADS)25:07:08 +0:24 47.7
◆リザルト(PDFが開きます)
浅田監督によるエリートTTに関するコメント
中山選手は2月のナショナルチームキャンプで、タイムトライアル能力の低さを代表コーチからも指摘されていた。TTの重要性は意識していたが、その改善課題としても前向きに取り組んだ。今回の競技は往復コースながら風向きのせいか想定よりも平均速度が高かった。平均出力はほぼ設定どおり。途中のコースアウト未遂や装着品の確認不足があり多少の必要ないロスがあった。次回の6月テストに向けてはトレーニングにより巡航出力のアップを図りたい。
◆写真:一時的な不調からの回復を目指す馬場慶三郎も、力走を見せた。
高校生(登録者) 20㎞
1位:望月 蓮(山梨県立吉田高校)27:45:65 -- 43.22
2位:大澤 悠介(立教新座高等学校・中学校)28:43:34 +0:57 41.77
3位:松井 颯(杉戸農業高等学校)29:20:19 +1:34 40.90
10位:新藤 大翔(埼玉ユース自転車競技部)30:51:46 +3:05 38.88
13位:槇 勇人(埼玉ユース自転車競技部)33:05:26 +5:19 36.26
中学男子(登録者)12㎞
1位:渡邊 太智(Passer 1850)17:43:33 -- 40.62
2位:新井 優貴(埼玉ユース自転車競技部)18:11:09 +0:27 39.59
3位:安藤 誠一郎(LEVANTE YOUTH)19:21:06 +1:37 37.20
◆写真:優勝は逃したが、着実な成長ぶりを見せる新井 優貴(埼玉ユース自転車競技部)*表彰台右。
帯同コーチによるコメント:
「この加須TTは、折り返しが一か所、
当日は小雨が時折降りものの気温は低くなく、
EQADSはこれまでTT能力を高めるために多くの時間をかけて
本調子ではない中山は、現実的な目標と掲げていた48km/
ここ最近低調気味の馬場は、
今日感じた事を明日の礎にしてほしい。
埼玉ユース自転車競技部からは、浅田監督の「42km/
高校生カテゴリーでは「高校の自転車部員」