◇(↑写真)決して数的にも不利ではなかったEQADSだが、結果はまたしても地方の有力チーム(TEAM U CUBE 17)が勝利。運や展開では補えない力の差が明白となった。
【EQADSレポ】今季フランスでの最終レースは実力不足が赤裸々に露呈。オフシーズンの課題が明白に(9/24)
今季フランスでの最終レースこそは勝利を!と、より高いモチベーションでレースに臨んだEQADS。しかしレース展開にも大きく絡むことは無く、実力差が順当に出たともいえる残念な結果に。
今夏のフランス遠征では3日に一度のペースでレースに出場し、選手キャリアで最も過酷な期間を過ごした選手達だが、体力&レース経験不足が赤裸々に露呈された。
しかし日本では”自分は強い”と錯覚してしまい勝ちな選手達にとっては、このショックは世界を目指す上で最高のモチベーションとなる。
レース基本情報
レース名:
9月24日:「ツール・ド・ラ・ヴァレー・ド・ロム(Tour de la Vallée de l'Homme aux Eyzies-de-Tayac-Sireuil)」
カテゴリー:
FFC(フランス自転車競技連盟)1,2,3,ジュニア全カテゴリー
開催地
レゼジ・ド・タイヤック・シルイユ(フランス)
【リザルト】
9月24日(土)「ツール・ド・ラ・ヴァレー・ド・ロム」101km
1位:PEYENCET Gabriel(A.PO.GE TEAM U CUBE 17)2時間19分50秒
2位:BUISSON Julien(UV LIMOGES TEAM U 87) +1秒
3位:BOISSIERE Antonin(DORDOGNE SUD)+45秒
5位:小笠原匠海(EQADS準所属/ドルドーニュ・スッド)+1分35秒
9位:長川達哉(EQADS)
DNF:川崎三織(EQADS)
DNF:西本健三郎(EQADS)
DNF:馬場 慶三郎(EQADS)
■長川達哉(EQADS)によるレースレポ
コースは峠のような登りを2km程登り、さらに少し登り後は下りと
最初のアタックに乗ろうと決めていてアタック合戦に加わっ
その後は登りでコロンビアチームが交互にアタックを仕掛け、他チー
最後は6位争いのスプリントになると予想して少し脚をため、前方のいい位置でスプリントを開始。小笠原さんが一番スプリント力があると
今年のフランスラストレースで優勝すると決めていたのでとても悔
しかし今回のレースは展開というよりも単純に自分の自脚が足りな
■馬場 慶三郎(EQADS)によるレース後コメント:
今回のコースは登りがあり自分の得意なコース設定だったため、前半
◇(↑写真):大半の選手にとってシーズン最終戦となるためか、独特の緊張感が漂うスタートライン。(写真 sud gironde cyclisme)
◇(↑写真):レース中盤。有力選手による5名の勝ち逃げが形成される。手前では特に有力なペインセが逃げ集団メンバーを鼓舞している。(写真 sud gironde cyclisme)
◇(↑写真):逃げを許したあとのメイン集団には既に疲労の色が見える。(写真 sud gironde cyclism)
◇(↑写真):レース最終盤。ペインセが勝利を決定的なものとすべく逃げ集団から飛び出す。(写真 sud gironde cyclisme)
◇(↑写真):優勝したのは2000年の地方チャンピオン(オクシタニー-ヌーヴェルアキテーヌ地方)である26歳のガブリエル・ペインセ。勝ち逃げ主導し、勝つべくして勝った実力者だ。(写真 sud gironde cyclisme)