【EQADSレポ】『全日本選手権ロードU23個人TT(10/22)』松田祥位が優勝!U23個人TT日本王者に!

Kenichi Yamazaki2021/10/22(金) - 11:46 に投稿

写真↑:優勝:松田 祥位(EQADS)、2位は留目夕陽(中央大学/EQADS準所属)、EQADS関係選手がワンツーを決めた形に。

【EQADSレポ】『全日本選手権ロードU23個人TT(10/22)』松田祥位がU23個人TT日本王者に!

松田 祥位が前週の「JBCFかすみがうらタイムトライル」優勝の好調を維持し、全日本選手権ロードU23個人タイムトライアル」で優勝!全日本U23個人TT王者に。翌日開催のロードレースにも期待がかかる。

レースカテゴリー名・日程

10月22日(金)『第24回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会』

10月23日(土)『第89回全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース』

開催地

広島県中央森林公園 サイクリングロード

【リザルト】

■10月22日(金)全日本選手権ロードU23個人タイムトライアル:

<24.0km(12.0 km×2 周)>

1位:松田 祥位(EQADS)33分39秒570
2位:留目夕陽(中央大学/EQADS準所属)トップから+20秒
3位:宮崎泰史(Sparle Oita Racing)トップから+29秒980

4位:平井光介(EQADS) トップから+37秒680
7位:山田拓海(早稲田大学/EQADS/準所属)トップから+1分9秒510
10位:湯浅 博貴(Antiga Casa Bellsola-GIRONA/EQADS準所属)トップから+2分15秒400
11位:小出樹(京都産業大学/EQADS/準所属)トップから+2分33秒410
14位:川崎三織(EQADS)トップから+3分2秒920
15位:西本健三郎(EQADS)トップから+3分3秒770

◆フルリザルト

写真↑:個人TT中間地点(12km地点/24km中)を通過する松田 祥位(EQADS)。後半に顕著なスピードアップを図り、タイムトライアル巧者の本領を発揮した。(前半=1周目ラップ10分45秒12、後半=2周目ラップ10分30秒920)

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■松田祥位のレース後コメント:

『勝ててホッとしました。とにかくまずは安心しました。前週の「JBCFかすみがうらタイムトライアル」では僅差でしたが優勝する事が出来、コンディションの仕上がりにはいい感触を得ていました。しかし同カテゴリーのライバル選手達に関する情報は事前になかなか得ることが出来ず、不安が付き纏っていました。優勝出来た今は、とにかく安心したというのが正直なところです。明日23日のU23ロードレースでもこの好調の波に乗って完全優勝を狙います。』

写真↑:レース直後のインタビューに答える松田 祥位(EQADS)。嬉しさよりも「ホッとした」気持ちが表情に滲み出る。

 

浅田顕EQADS監督のコメント:

「昨シーズンからブランクがあったが、ようやく立て直しEQADS所属での最終シーズンで日本一のタイトルを獲得してくれた。次のステージに向けて更に力を付けて欲しい。」

小俣康司コーチのコメント:

「いつもは、6月の最終週に開催される全日本選手権だが、今年は異例の10月。
それでも、このスタートラインに色とりどりのジャージに身を包んだロードレーサーが居並ぶことに喜びを感じざるを得ない。
アンダー23の初日は個人タイムトライアル。良い訳の利かない実力勝負のレースとなった。

広島県立中央森林公園の逆回りのテクニカルコースが選手達を迷わす。

下りの勢いを借りたい。
コーナーをどう攻める?
明日のロードレースが頭をよぎり、無理をしない?
序盤はツッコミ過ぎないように後半を大事にしたい。

それぞれの思いをはらみながらスタートを待つ選手のよりどころは、横にある手すりのみ。
一番でここに返ってくる。そう思いながらペダルに力をこめる。

WAVE1の3番手でスタートした川崎は登りもある本コースで期待されたが、アクシデントにより脱落。その後の西本、準所属の湯浅はスタートするもトップタイムに及ばなかった。
WAVE2の第一走者の松田はアンダー4年目の最後の年。
得意とするタイムトライアルは花道にふさわしく、それまでの誰より早くフィニッシュラインを通過した。
続く平井、準所属の留目、山田も序盤こそは松田に並ぶ好スタートを切ったが、その後は徐々にタイムを落としていった。

そして、松田が優勝した。

先週のJBCF霞ヶ浦TTに続く、二週連続の優勝。
終盤ペースが維持できなくなり、このままでは負ける、という自覚があったものの、結果的にはライバル達との差が開いたのは後半だった。
表彰台での飄々として表情には安堵と、そしてこれからの期待を感じさせた。

そして、アンダー最後の年は、EQADS卒業の年でもある。羽ばたく背中をずっと見ていたい、そんな気分になった。」

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写真↑:4位 平井光介(EQADS) トップから+37秒680

 

写真↑:14位 川崎三織(EQADS)トップから+3分2秒920

*走行中にコンタクトレンズが外れるトラブルに遭い不本意な結果に泣くも、翌日のU23ロードでのリベンジを誓う。

 

写真↑:15位 西本健三郎(EQADS)トップから+3分3秒770

 

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写真↑:選手のバイクを洗浄する市川貴大メカ

 

写真↑:選手にマッサージ施術する西幹祐太マッサー

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各種外部メディア・大会公式レポート

【シクロワイアード】
(10月22日)全日本ロード開幕! 松田祥位が男子アンダーTTチャンピオンに輝く(←クリックでジャンプ)
(10月23日)兒島直樹が残り1周を逃げ切り、山本哲夫が2位でブリヂストンがU23制覇(←クリックでジャンプ)

【参考リンク】

<2021年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>