■写真↑:不調が続くフランス遠征組の(左から)小笠原、宇賀、蠣崎の3名と、フランス現地スタッフのドゥニ・ゴンザレス氏。大抵の選手に起こるシーズン中の不調との付き合い方も選手には求められる。
■写真↑:不調ながらも全力を出し切ったEQADSの(上から)宇賀、小笠原、蠣崎。蠣崎は力負けの2位。
■写真↑:落車リタイアとなった宇賀だが、幸運にも大事には至らず。
■写真:1985年生まれの大ベテランアマチュア選手、セバスティアン・ピヨンが未熟な若者たちを軽くあしらった形の圧倒的独走勝利。プロに上がるためには、ピヨンの様な各地域を縄張りにする強豪選手を確実に倒さねばならない。
レースカテゴリー名
Grand Prix de la Ville de Colomiers
期間・日程
2019年5月1日(水)
開催地
コロミエ
【結果/リザルト】
1位:Sébastien PILLON
2位:蠣崎優仁
小笠原匠海 メイン集団ゴール
DNF:宇賀隆貴は落車のため途中棄権
■浅田監督コメント
「EQADS欧州前半最終レースとなったGP COLOMIERSに蠣崎優仁、宇賀隆貴、小笠原匠海が参加。怪我や体調不良で4月に入り不調が続いている彼らだが帰国前は勝利で飾りたいところ。レースはロータリーのUターン2か所と短い登りを含む2㎞の周回コースを43周するサーキットレースで、スタートして暫くアタック合戦が続いたが、飛び出した小グループから更に抜け出したPILLONが20~30秒で先行を続ける。集団は油断したかその差を徐々に許してゆき、アタック合戦で平均速度を下げる集団に対して最終的に1分30秒の差をつけて独走優勝した。対しEQADS勢は追走を試みたが、集団から飛び出す小グループにスピードの持続力がなく、タイム差を詰めることはできなかった。長引く不調のせいか3人の走りに自信がなく勝利を手繰り寄せるパワーは感じられなかった。帰国してまずは体調をゼロ(今はマイナス)に戻し、夏季の欧州遠征で評価される成績を残すべく、帰国後は心身の準備を進めてゆきたい。」