【レースレポ(EQADS)】松田が仏開幕戦EQADS史上最高の7位、最優秀U23選手賞獲得。

Kenichi Yamazaki2019/02/28(木) - 12:19 に投稿

■写真↑ :EQADSがフランス初戦として必ず出場するフランス南西部開幕戦『GPモンタストリュック(第69回)』にて、松田祥位が本レースでのEQADS史上最高位の7位=最優秀U23選手に輝く。1位から4位までを石上優大が所属するAVCAIXチームが独占し、レースを掌握。

 

■写真↑ :EQADSは毎年必ずこのレースに出場する常連チームであり、2015年には当時EQADS所属の岡篤志(2019年は宇都宮ブリッツェン所属)が、9位に入賞している。

 

■写真↑ :”仏南西部の世界選手権”と称される「GPモンタストリュック(総距離134km)」の特徴は、101km以降にいわゆる”激坂(勾配率25%)”を含む7km小周回を5度こなさなければならない点だ。コース難易度的に、運や展開で勝てる事はまずあり得ず、自力のある選手のみが表彰台に立つことが許される。
過去の優勝・入賞者には、 現在トッププロで活躍するアレクサンドル・ジュニエス(AG2R)やロイク・シュトゥ&アントニー・ペレス(コフィディス)らが名を連ねる。

 

レースカテゴリー名

第69回「GPモンタストリュック」
Le Grand Prix d'Ouverture (Pierre Pinel)
エリートナショナル(仏アマ最高峰カテゴリー)

期間・日程

2019年3月3日(日)

EQADSからの出場選手

松田祥位
蠣崎優仁
小笠原匠海
宇賀隆貴

entrainement

開催地

モンタストリュック・ラ・コンセイエール Montastruc-la-Conseillère

【結果/リザルト(132㎞)】

1位:CASTELLARNAU Florent(AVC AIX-EN-PROVENCE)3h11'49'' (平均時速41,28 km/h)    
2位:MORENO SALA Adrià(AVC AIX-EN-PROVENCE)
3位:CAMPISTROUS Romain(AVC AIX-EN-PROVENCE)

7位:松田祥位(EQADS)+45s
22位:蠣崎優仁(EQADS)*詳細タイム不明=第3集団

DNF:小笠原匠海(パンク)、宇賀隆貴

■フルリザルト

【浅田監督によるレースレポ】

『レースは風もあり序盤から最有力チームのAVC AIX EN PROVENCEが主導で展開し常に優位にレースを運んだ。EQADSは序盤から動く事に控えめだったため後手の展開となり最終的に先頭の展開に絡む事は出来なかった。松田は最終の追走で第2グループを形成し5位以下の小グループで7位となった。蠣崎は次のグループで1?位でゴールし欧州初戦をまずまずの走りで終えた。短いスランプから復調した小笠原は途中の難関を越えてきたものの80㎞地点でパンク。メイングループに付けていたものの、登りでばらけたグループがいくつか存在したためチームカーが上がれず大きなロスをし集団復帰が出来ず途中リタイヤとなった。宇賀はコンディション不足により途中リタイヤとなった。

初戦を走り、順位はともかく展開は後手を踏んでいた。勝負に絡むために次のレースからはより積極的な走りで力を伸ばしてゆく必要があると感じた。』

【レース当日の写真】


■前日は日没までメカスタッフがメンテナンス

 

 


■前日にコース上の天気や風向きなどの気象予報をMiCATAでチェックする

 

 


■レースの朝、日の出は午前8時前

 

 


■スタートを待つ松田

 

 


■レースは晴天に恵まれた

 

 


■逃げグループの追走する蠣崎

 

 


■ゴール後レース展開を悔やむ松田

 

 


■ゴール後のレースを振り返る蠣崎

 

 

【参考リンク】

<2019年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>