【レースレポ(EQADS)】『JBCF石川ロード(7/15)』後半戦に向けて再始動したEQADS

Kenichi Yamazaki2018/07/23(月) - 00:11 に投稿

◾️写真:(JPT/P1)全日本選手権後に、しばしの休息を挟んでの出場となったEQADSは、蠣崎のみが先頭集団に残る苦しい結果に。しかし11月まで続くシーズンにはこの様な期間も必要だ(Photo:EASO)

 

Tsuda Battu

◾️写真:(Y/ジュニア男子)好調が続く津田 悠義がサバイバルレースを生き残り、マッチスプリントまで持ち込むも惜敗。スプリントが課題だ。(Photo:JBCF)

レース&カテゴリー名

第17回 JBCF 石川サイクルロードレース

第7回 JBCF ジュニアユースロードチャンピオンシップ

期間・日程

2018年7月15日(日)

距離

<JPT/P1クラス>
102.2㎞(=13.6km x 7周+7km)

<ジュニア男子クラス>
61.46km(=13.6km x 4周+7km)

EQADSからの出場者

<JPT/P1>
蠣崎優仁
渡邉歩
松田 祥位
<Y/ジュニア男子>
津田 悠義

開催地

福島県石川郡石川町

【結果/リザルト】

<JPT/P1>

1位:鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) 2時間42分34秒(平均時速37.71km)
2位:入部 正太朗(シマノレーシング)トップと同タイム
3位:雨澤 毅明(宇都宮ブリッツェン)トップから+6秒

 

18位:蠣崎 優仁(EQADS)トップから+1分47秒
48位:渡邉 歩(EQADS)トップから+5分25秒
49位:松田 祥位(EQADS)トップから+5分25秒

<Y/ジュニア男子>

1位:香山 飛龍(横浜高校自転車競技部)1時間43分20秒(平均時速:35.65km)
2位:津田 悠義(三好高校/EQADS準所属)トップから+1秒
3位:平井 光介(TEAM YOU CAN)トップから+2分7秒

■フルリザルト

<レース展開解説>

<JPT/P1>

午前9時。学法石川高校にてスタートセレモニーが行われ、その後、集団は3kmのパレード区間を走り始めた。太陽は、まだそれほど高くはなっていないが、すでに気温は30度を優に超えていて、もやっとする高い湿度は汗が蒸発するのを拒んでいた。そんな中、沿道の人々は集団と、それに続くチームカーに手を振っていた。
 JBCFでは通常、レース中の補給はJPTしか認められないのが普通だが、本レースはその暑さの為、全カテゴリーで補給が認められていた。一周13.6kmのコースは殆ど日陰がなく、終始、暑さとの闘いとなった。
 シーズン前半のピークとしていた全日本選手権を終えた直後の本レースは、体調で言えばボトムの状態であり、チームとしてはシーズン後半に向けた調整レースと位置づけてのスタートとなった。
 レースは序盤から少人数のアタックが決まり、それをメイン集団が追う形で進行した。途中2分近くまで差が広がったものの、ブリッツェンが前を追い始めると、メイン集団は徐々にその数を減らしていった。調整レースと言うものの、最後まで集中力を維持していなければ、完走も出来ない過酷なコンディションの中、EQADSの3選手は終盤近くまで集団内にキープ。結局、最終周までメイン集団に残れたのは蠣崎一人だったが、3選手とも自己の現状を把握し、そして後半戦への課題を浮き彫りに出来たレースとなった。

 

<Y/ジュニア男子>
JPTの4分後にスタートとなったYクラスタは序盤からEQADS準所属の津田がペースを上げ、少人数の逃げ集団が形成された。レースの勝敗はその集団に残れるか否かというサバイバルレースとなり、周回毎にその数は減っていった。最後は香山と津田の一騎打ちとなったが、スプリントを苦手とする津田が後塵を拝し、2位でフィニッシュラインをむかえた。

<浅田監督によるレース後コメント>

『後半戦初戦。2週間のオフを終えトレーニング再開週の週末にあたる今回のレースでは暑さ対策を施し最後まで走り切ることを共通課題とした。レースは猛暑の影響で単調な展開で進む中、EQADSの3人は大人しく集団待機で後半まで持ちこたえ無事に完走した。8月以降の欧州レースや国際大会での成功に向けて強化して行きたい。今回は危険な気象状況の中、レース中の散水やゴール後のクーリングプールなど主催者、地元の皆様の配慮に深くお礼申し上げます。』

<シクロワイアードによるレースレポへのリンク>

Jプロツアー第13戦 石川サイクルロードレース 酷暑の石川ロードを鈴木龍が制して今季初優勝

【参考リンク】

<2018年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>